不動産売却で委任状を作成する際の注意点

query_builder 2025/11/05
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委任状は、売主が代理人に対して特定の権限を与える法的文書です。
そのため、明確かつ正確な内容でなければなりません。
そこで今回は、不動産売却で委任状を作成する際の注意点についてご紹介します。
▼不動産売却で委任状を作成する際の注意点
■委任内容を明確にする
委任状において最も重要なのは、委任する範囲を明確にすることです。
委任内容が不明瞭だと、代理人が売主の意図しない行動をとる可能性があり、トラブルの原因となることがあります。
そのため、代理人が行うことが許可されている具体的な行為を、詳細に記載しましょう。
どのような契約が締結できるのか、どの程度の価格交渉が可能なのかなど、権限の範囲をはっきりと定める必要があります。
■有効期限を記載する
有効期限を設けることにより、委任状がいつからいつまで有効であるかを明確にします。
「○○年○○月○○日まで」と具体的な日付を記載し、期限が過ぎると委任状は自動的に失効するようにしましょう。
■捨印を押さない
捨印は、書類の余白部分にあらかじめ印鑑を押しておくことで、後から訂正が必要になった際に訂正印として利用できるものです。
しかし委任状に捨印を押すと、代理人が委任内容の条件を変更する余地を与えてしまうことになります。
これは売主にとって不利益を招くリスクがあるため、捨印は押さない方がよいでしょう。
▼まとめ
不動産売却で委任状を作成する際は、委任内容を明確にし、有効期限を具体的に記載しましょう。
また、捨印は不利益を招くリスクがあるため、使用しないのが賢明です。
所沢市の当社では、丁寧なフォロー体制を整えていますので、不動産売却が初めての方も安心してご相談ください。

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